2011年11月27日日曜日

NHK短歌 2011/11/27

まだ先があるとおもい油断するいつもそうなんだ中間テスト


佐伯裕子 選 「間」

NHKラジオ ケータイ短歌 2011/11/27

こんなにも薄い布団で寝てるのか母の体温は何度なのか


森田成一(声優、俳優) 選 「布団」




抜け出したままのかたちのその布団お帰りなさいとわたしを待ってる


東直子 選 「布団」

自分の魂が帰る場所として布団が形を保っていてくれる。
外の世界での孤独感が、帰るべき場所の安心感との
対比から伝わる、味わい深い作品です。




赤ちゃんは頬さわられて手や足もくちゅっとさわられ最高のモテ期


だいたひかる(お笑い芸人) 選 「モテ期」

2011年11月21日月曜日

サンデー毎日 12月4日号

11月21日発売の「サンデー毎日」107ページで
ともだちは実はひとりだけなんです」が
紹介されています。

梯久美子さんのコーナー「読書の部屋」で
「十七歳の詩人と百二歳の詩人」という
タイトルです。

ぜひ、ご覧になってください。

2011年11月19日土曜日

トランスポップギャラリー(京都)にて












京都の「トランスポップギャラリー」で
「宇野亜喜良 近作挿絵展」が開かれています。

お近くの方は、足を運んでみてください。

2011年11月6日日曜日

NHKラジオ ケータイ短歌 2011/11/06

母は布団わたしはベッドときどきは交換したいが断られます


加藤治郎 選 「布団」




片思いされるよりはしたほうがしあわせなことを知っています


JYONGRI(女性シンガー・ソングライター) 選 「片思い」

女の子は「恋をするとキレイになる」とか、よく聞きますよね。
好きな人ができると、もちろん切ないこともあるけれど、
何気ない毎日が少しずつ輝いている事に気付いている短歌で
ステキでした。そんな「幸せ」な姿を見て、相手の人も
振り向いてくれるといいですよね。

2011年11月1日火曜日

日経歌壇 11月

目覚ましを無視できるほど疲れてるからだのどこにも耳がないんだ


穂村弘 選

上句の内容を「からだのどこにも耳がないんだ」まで
突き詰めたところがボイント。